チームビルディング研修|組織の成果に直結するチーム力を高めるチームビルディング研修について解説

チームの力は組織の成果に直結します。しかし、チーム力はメンバー同士の相互理解や協力体制によって高まるものであり、効果的なチームビルディングを行うには正しい知識と実践が必要です。

そこで本記事では、チームビルディング研修の目的や種類、実施のポイントを詳しく解説します。チーム力強化にお悩みの方は、ぜひご一読ください。

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チームビルディングとは

チームビルディングとは

チームビルディングとは、チームのパフォーマンス向上を目的とした取り組みのことです。

メンバー間のコミュニケーションを活発にし、相互理解を深めることで、協力体制を築いていきます。近年、組織の成果がチームの力に大きく依存するようになり、チームビルディングの重要性が高まっています。

組織がチーム力を強化し、生産性を向上させるためには、効果的なチームビルディングが欠かせません。

チームビルディング研修の目的

チームビルディング研修の目的

企業がチームビルディング研修を行う主な目的は、チームのパフォーマンス向上です。個々の能力を最大限に発揮し、相乗効果を生み出すチームを育成することを目指します。

具体的には、以下のような目的があげられます。

  • コミュニケーションの活性化:メンバー間の対話を促進し相互理解を深める
  • 協働意識の醸成:チームで協力することの大切さを実際に体感し協調性を高める
  •  問題解決能力の向上:多様な視点を取り入れチームで課題に取り組む力を養う
  • 人間関係の構築:メンバー同士の信頼関係を築き心理的安全性を高める
  • モチベーションの向上:チームの一員としての自覚を持ちやりがいを感じられるようにする

組織の成果は個人の力だけでなく、チームの力にも大きく左右されます。多様なメンバーがお互いの強みを活かし、弱みを補い合うことが求められているのです。

チームビルディング研修は、このような時代の要請に応える有効な手段といえるでしょう。メンバーの結束力を高め、組織の目標達成につなげていくことが期待されています。

チームビルディング研修の対象者

チームビルディング研修の対象者は、新しく結成されたチームや、パフォーマンスの向上が求められるチームなどです。

リーダーだけでなくメンバー全員が参加することで、相互理解を深め、チームとしての成長を促進します。

多様な背景を持つメンバーがお互いを認め合い、強みを活かし合えるチームを目指します。

チームビルディング研修の種類・内容

チームビルディング研修の種類・内容

チームビルディング研修の形式は、主に以下の4つです。

  1. ゲーム形式
  2. アクティビティ形式
  3. 合宿形式
  4. 知識・ノウハウ形式

それぞれの概要について、以下で解説します。

ゲーム形式

ゲーム形式の研修では、チームで協力してクリアするゲームを行います。

例えば、制限時間内に各メンバーが持つピースを集めてパズルを完成させるなどです。ゲームを通じて、コミュニケーションやリーダーシップ、戦略立案などのスキルを楽しみながら学べます。

ゲーム形式は、メンバー間の壁を取り払い、一体感を醸成するのに効果的です。特に、新入社員研修や部署間の交流を目的とした研修におすすめです。

ゲームに熱中することで、自然とチームワークが生まれるでしょう。

アクティビティ形式

アクティビティ形式の研修は、屋外での体験学習が中心です。

ロープワークやオリエンテーリング、ラフティングなどのアクティビティを通じて、チームワークを学びます。普段とは異なる環境で、困難な課題に全員で立ち向かうことで、強い絆が生まれます。

この形式は、チームの結束力を高め、お互いを信頼し合える関係を構築するのに有効です。コミュニケーション不足や意見の対立があるチームに、特におすすめです。

共通の目標に向かって努力する経験は、チームの一体感を作り上げるでしょう。

合宿形式

合宿形式の研修では、1泊2日から数日間、メンバーが寝食を共にしながらチームビルディングに取り組みます。

講義やワークショップ、レクリエーションなどを組み合わせたプログラムが行われます。日常から離れた環境で、メンバー同士の理解を深め、信頼関係を築くことができます。

この形式は、メンバーのモチベーション向上や、組織文化の浸透に効果的です。社員の定着率向上を目指す企業や、組織変革を進める企業におすすめです。

濃密な時間を共有することで、チームの一体感が醸成されるでしょう。

ヒューマンアカデミーのチームビルディング研修

ヒューマンアカデミーのチームビルディング研修では、リーダーのポジティブな姿勢を受け止めながら、人や仕事と向き合う中で思うようにいかない事柄を、疑似体験を通じて原因を探り対処方法を自ら見つけて行く事で、スキルと自信を積み重ねて行きます。

「人は理屈ではなく感情で動く」に基づき、職場実践につなげて頂くために、体感を通じてインパクトのある学びを得て頂きます。

チームビルディング研修の目的

ヒューマンアカデミーのチームビルディング研修の目的は以下の通りです。

  • メンバーを動かすために必要な考え方、振る舞いと、目標の管理・運用を理解したチーム作りを理解する

チームビルディング研修に期待される効果

ヒューマンアカデミーのチームビルディング研修で期待される効果は以下の通りです。

  • 当事者として会社のことを考えるようになる
  • 目標を達成することに、執着心を持つようになる
  • 会社の方針を自分なりに消化し、徹底的に実行するようになる
  • リーダーもメンバーも楽しく前向きに仕事に取り組むようになる
  • 困難な状況を乗り越えることに喜びを感じるようになる
  • 仕事の質にとことんこだわるようになる

チームビルディング研修のカリキュラム例

チームビルディング研修のカリキュラム例

チームビルディング研修の実施ポイント

チームビルディング研修の実施ポイント

チームビルディング研修を実施するポイントは以下の3点です。

  1. 目的を明確にし参加者に共有する
  2. メンバー同士の対話を促す
  3. 振り返り・フォローアップを行う

それぞれ詳しく解説します。

目的を明確にし参加者に共有する

チームビルディング研修を実施する際は、目的を明確にし、参加者と共有することが大切です。研修の狙いを理解することで、メンバーのモチベーションが高まります。

具体的には、チームの現状や課題を分析し、研修で達成したい目標を設定しましょう。そして、その目的を参加者に伝え、共通認識を持つことが重要です。

目的を共有することで、メンバーは研修に主体的に取り組み、学びを最大化できるでしょう。

また、目的に沿ったプログラムを設計することで、研修の効果がより高まります。参加者の特性や課題に合わせ、最適な内容を選択しましょう。

メンバー同士の対話を促す

チームビルディング研修では、メンバー同士の対話を促進することが重要です。普段は話す機会の少ないメンバー同士も積極的にコミュニケーションがとれる場を設けましょう。

例えば、グループディスカッションやペアワークなどを取り入れ、全員が発言できる機会を作ります。お互いの考えや経験を共有し、理解を深め合うことで、信頼関係が築けます。

また、メンバーの多様性を活かすことも大切です。異なる視点や価値観を持つメンバーが協力し合うことで、新たな気づきが生まれます。

対話を通じて、メンバーの強みを発見し、チームの相乗効果を引き出していきましょう。

振り返り・フォローアップを行う

チームビルディング研修後は振り返りの機会を設け、メンバーの学びを共有しましょう。

研修で得た気づきや学びを言語化し、自分の行動にどう活かせるかを考えます。グループで振り返りを行うことで、メンバー同士の理解がさらに深まるでしょう。

また、研修で得た学びを職場で実践できるよう、フォローアップを行うことも大切です。一度きりの研修で終わらせるのではなく、継続的な取り組みとして、チームビルディングを位置づけましょう。

定期的に進捗を確認し、必要に応じてフォローアップ研修を実施するなど、メンバーの成長を支援し続けることが重要です。

チームビルディング研修にお困りですか?

チームビルディング研修は、メンバーの結束力を高め、組織のパフォーマンス向上につなげる有効な手段です。

最適な研修を選び、ポイントを押さえて実施することで、研修の効果を最大限に高め組織のチーム力強化につながるでしょう。

ヒューマンアカデミーのチームビルディング研修では、講義やグループワークを通じて、チーム力の強化を実現できます。

ご要望により内容や時間を調整することも可能ですので、チームビルディング研修の実施を検討しているご担当者様は、ぜひヒューマンアカデミーまでお問い合わせください。

この記事を書いた人

ヒューマンアカデミー企業研修編集部

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