社員研修の主な種類と研修形式とは?効果的に実施するポイントも解説

社員研修は、組織の生産性向上と人材育成に欠かせない取り組みです。しかし、以下のような悩みを抱えている企業も多いのではないでしょうか。

・社員のスキルアップに効果的な研修の種類がわからない
・メリットを活かした研修形式の選び方が知りたい
・研修を実施する上で押さえておくべきポイントを理解したい

本記事では、階層別研修やビジネスマナー研修など主要な研修の種類と特徴を解説します。また、対面型やオンライン型など7つの研修形式のメリットと活用方法、研修を効果的に実施するための選定ポイントについても詳しく紹介します。

社員研修の計画や実施でお悩みのご担当者の方は、ぜひ本記事をご参考にしてください。

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社員研修の種類とは?主な5つの研修を解説

社員研修にはさまざまな種類があり、目的に応じたプログラムを実施することが大切です。ここでは、以下のような主要な研修について解説します。

  • 階層別研修
  • ビジネスマナー研修
  • コンプライアンス研修
  • コミュニケーション研修
  • マネジメント研修

社員の成長を促進し組織の生産性を向上させるためには、適切な研修を計画的に実施することが重要です。実践的な内容を取り入れ定期的なフォローアップを行うことで、研修の効果を最大化しましょう。

階層別研修

階層別研修は、社員の職位や経験年数に応じて体系的に実施される研修プログラムです。各階層で求められる役割や責任に合わせて、段階的にスキルアップできます。

階層主な研修内容
新入社員ビジネスマナーや社会人基礎力、業務知識の習得
中堅社員後輩指導力や専門性の向上、問題解決力の強化
管理職マネジメントスキルやリーダーシップ、経営視点の醸成

効果的な階層別研修を実施するためには、各階層に必要なスキルを明確にすることが重要です。昇進・昇格のタイミングに合わせて計画的に実施することで、円滑な職位移行とスキル習得を実現できます。

そして、研修の成果を最大化するには受講者の現状把握と目標設定を丁寧に行い、実務に直結する実践的な内容を取り入れることがポイントです。定期的な振り返りと評価を通じて、継続的な能力開発を支援していきましょう。

新入社員研修

新入社員研修は、組織の一員として必要な基礎知識とスキルを習得する重要な機会です。一般的に入社後2週間〜3ヶ月間を基礎研修期間として設定し、体系的なカリキュラムで実施します。

研修項目実施内容
ビジネス基礎社会人マナー、ビジネス文書作成、コミュニケーション
社内規則就業規則、コンプライアンス、情報セキュリティ
業務知識商品・サービスや業界動向、実務シミュレーション

配属前には実務を想定したロールプレイングを行い、業務の基本的な流れを体験させることが効果的です。

研修効果を高めるためには、メンター制度の導入も有効です。先輩社員が1対1で指導することで、業務上の疑問点や不安を気軽に相談できる環境を整えられます。

また、定期的な1on1面談を通じて新入社員の成長度合いや課題を把握し適切なフォローアップを行うことで、円滑な職場定着を促進できるでしょう。

中堅社員研修

中堅社員は組織の要として、若手とベテランをつなぐ重要な役割を担います。そのため、中堅社員研修では実践的なスキル習得に重点を置いた体系的なプログラムが必要です。

研修の核となるのは、実務に即したケーススタディとグループワークです。実際の業務課題を題材に、リーダーシップやマネジメントスキルを実践的に学びます。

中堅社員に求められるスキルと、それに対応する研修プログラムは以下の通りです。

必要スキル実施内容
リーダーシップチームビルディング演習、部下育成ロールプレイング
プロジェクト管理プロジェクトマネジメント実践、進捗管理演習
組織活性化ファシリテーション研修、チーム間連携ワーク

効果的な研修実施には、受講者同士の活発な意見交換や相互学習の機会を設けることが重要です。実践的な課題解決を通じて中堅社員としての役割認識を深め、具体的なアクションプランの策定まで落とし込むことで、研修効果を最大化できます。

管理職研修

管理職研修は、組織の要となる管理職層の能力開発を目的とした実践的なプログラムです。経営目標の達成や部門マネジメントに必要な知識・スキルの習得を通じて、組織全体の生産性向上を図ります。

主要な研修プログラムは以下の通りです。

研修テーマ主な学習内容
戦略的思考力経営戦略の理解、事業計画立案、リスク分析
組織マネジメント目標設定、業績管理、チーム統率力
人材育成評価制度、面談スキル、コーチング手法

効果的な研修を実現するには、座学だけでなく実際の業務課題を題材としたケーススタディやロールプレイングを取り入れることが重要です。部下との1on1面談や評価フィードバックなど実践的なシーンを想定した演習を通じて、実務で活用できるスキルを身につけることができるでしょう。

定期的なフォローアップ研修を実施し、学んだ内容の定着度を確認することで、継続的な能力開発を支援することが望ましいです。

ビジネスマナー研修

ビジネスマナー研修は、社会人としての基本的なスキルを習得する機会として多くの企業で導入されています。特に新入社員研修では必須のプログラムとして位置づけられ、組織の第一印象を左右する重要な要素です。

研修内容具体的な学習項目
基本マナー挨拶、身だしなみ、言葉遣い、電話応対
オンライン対応ビジネスメール、Web会議でのマナー
グローバル対応異文化理解、海外取引先とのコミュニケーション

実践的なロールプレイングを通じて、様々なビジネスシーンに対応できる実践力を養成します。近年はオンラインコミュニケーションの増加に伴い、ビジネスメールの書き方やWeb会議でのマナーなど、デジタル時代に即した内容も重視されています。

グローバル展開を行う企業では、海外取引先との円滑なコミュニケーションを図るため、異文化理解や国際的なビジネスマナーの習得も研修に組み込むと良いでしょう。

コンプライアンス研修

コンプライアンス研修は、企業の健全な経営と社会的信頼の維持に不可欠な取り組みです。近年の法令遵守意識の高まりを受け、業界や職種に応じた実践的なプログラムの重要性が増しています。

効果的なコンプライアンス研修を実施するためには、以下の3つの要素を組み合わせることが推奨されます。

研修手法主な内容と効果
グループディスカッション実際の違反事例を基にした議論で当事者意識を醸成
eラーニング社内規定の理解度を定期的に確認し知識を定着
ロールプレイングハラスメントや情報漏洩など具体的な場面での対応力を向上

研修の実施頻度は、基本的な内容を年1回、重要項目は半期に1回程度が目安となります。特に新入社員や管理職など、立場に応じた内容のカスタマイズも重要なポイントです。

また、研修後のフォローアップとして、理解度テストや事例集の配布、相談窓口の周知など継続的な意識啓発の仕組みづくりも欠かせません。

コミュニケーション研修

コミュニケーション研修は、ビジネスの成果を左右する重要なスキルの向上を目指す実践的なプログラムです。日常業務における対人関係の円滑化と、正確な情報伝達の実現に焦点を当てています。

コミュニケーション研修の主な構成要素は以下の通りです。

研修手法具体的な内容
ロールプレイング実際の業務シーンを想定した対話練習
グループワークチーム内での意見交換と合意形成
ワークショップ世代間の相互理解と価値観共有

特に注目すべきは、アサーティブコミュニケーションの習得です。自他を尊重した対話を通じて、部署間の連携強化や社外との良好な関係構築を実現します。

研修では、傾聴力の向上も重視します。相手の意図を正確に理解し、適切な応答ができるスキルを段階的に身につけていきます。

また、ファシリテーションスキルの習得も重要な要素です。会議や打ち合わせの生産性を高め、組織全体の意思決定の質を向上させることができます。

マネジメント研修

マネジメント研修は、特に管理職に求められる戦略的思考力と組織運営能力を体系的に習得するためのプログラムです。部下の育成からチーム全体の業績向上まで、マネージャーとしての総合的なスキル開発を目指します。

効果的なマネジメント研修には、以下の3つの要素が不可欠です。

  1. ケーススタディによる実践的な意思決定力の養成
  2. ロールプレイングを通じた部下育成とコミュニケーション力の向上
  3. 経営戦略の理解と部門目標達成に向けたアクションプランの策定

研修では、実際の業務に即した具体的な課題を設定し、グループワークを通じて解決策を導き出していきます。経験豊富な講師による的確なフィードバックも、マネジメントスキルの向上に効果的です。

特に重要なのは、座学だけでなく実践的なワークを取り入れることです。ビジネスシミュレーションやグループディスカッションを通じて、現場で活用できる実践力を身につけることができます。

研修後、学んだスキルを実務で積極的に活用しPDCAサイクルを回していくことが成果につながります。定期的なフォローアップ研修も、スキルの定着に有効です。

研修効果を高める7つの研修形式と導入のポイント

研修効果を最大化するためには、適切な研修形式を選択し、目的に応じた導入を行うことが重要です。

研修形式は、主に以下の7つが挙げられます。

  • 対面研修
  • オンライン研修
  • ハイブリッド型研修
  • グループワーク研修
  • ロールプレイ研修
  • ケーススタディ研修
  • OJT研修

各研修形式の特性を理解し、研修の目的や受講者の特性に応じて組み合わせることで、学習効果を高めることができます。

対面研修

対面研修は、参加者同士が実際に顔を合わせながら学び合うことで、深い相互理解と効果的な学習を実現できる研修形式です。

対面研修の主な効果と特徴は以下の通りです。

  • 表情やジェスチャーなどの非言語コミュニケーションを通じた円滑な意思疎通
  • グループワークを通じた信頼関係の構築と実践的なスキル習得
  • 講師からの即時フィードバックによる理解度の向上と知識の定着
  • 参加者同士の活発な議論による多様な視点の獲得

特に、チームビルディングやリーダーシップスキルの向上を目的とした研修では、実際の対面での相互作用が不可欠です。その場で生まれる自然な対話や相手の反応を直接確認できる環境が、より深い学びを促進します。

また、講師は受講者の理解度を表情から読み取り、適切なペース配分で進行できます。これにより、受講者一人ひとりの学習進度に合わせた柔軟な対応が可能となります。

オンライン研修

デジタル技術の進化により、オンライン研修はより柔軟で効率的な学習環境を実現できるようになりました。LMS(学習管理システム)の導入により、社員は時間や場所を問わず必要な学習コンテンツにアクセスできます。

研修形態は大きく2つに分類され、それぞれの特徴を活かした設計が重要です。

研修形態主な特徴と活用ポイント
オンデマンド型自分のペースで学習可能、繰り返し視聴による理解度向上
ライブ配信型リアルタイムの質疑応答、グループワークによる相互学習

効果的なオンライン研修には、進捗管理機能やアンケート機能を備えたプラットフォームの活用が不可欠です。チャットツールを併用することで、受講者同士の意見交換も活発になります。

また、学習データを分析することで、各受講者の理解度や学習傾向を把握し個別最適化された教材提供も可能です。定期的な効果測定を実施することで、プログラムの改善にも活かせます。

ハイブリッド型研修

ハイブリッド型研修は、対面とオンラインの利点を効果的に組み合わせることで、より柔軟で効果的な学習環境を実現します。

研修形態主な活用シーン
対面型実践的なスキル習得、グループワーク
オンライン型基礎知識の習得、個別フォロー

効果的なハイブリッド型研修の設計には、各形態の特性を理解し目的に応じて使い分けることが重要です。例えば、新入社員研修ではオンラインでの基礎知識の習得と、対面での実践的なロールプレイを組み合わせることで、より深い理解と実践力の向上が期待できます。

受講者の学習進捗に応じて対面研修とオンライン研修を柔軟に組み合わせることで、個々の理解度に合わせた最適な学習環境を提供できます。eラーニングでの事前学習と対面でのグループディスカッションを組み合わせるなど、相乗効果を生む工夫が効果的です。

グループワーク研修

グループワークは、社員の創造性と協調性を同時に引き出せる効果的な研修形式です。部署や役職の異なるメンバーでチームを編成することで、多角的な視点からの意見交換が可能になります。

グループワークの効果的な進め方は以下の通りです。

  • 実際の業務課題をテーマに設定し、具体的な解決策を議論
  • チーム内で司会・タイムキーパー・書記などの役割を交代制で担当
  • 各メンバーの意見を可視化するためのホワイトボードやツールを活用
  • 成果発表を通じて他チームとの相互学習を促進

グループワークでは、メンバー全員が積極的に発言できる環境づくりが重要です。ファシリテーターは、発言の機会が特定のメンバーに偏らないよう配慮しながら、建設的な議論をサポートします。

研修後はチーム活動の振り返りを行い、メンバー間で相互評価を実施します。この過程で、リーダーシップやフォロワーシップの重要性を実感的に学ぶことができます。

グループワークによる研修は、異なる部署の社員同士のネットワーク構築にも効果的です。

ロールプレイ研修

ロールプレイ研修は、実際の業務場面を再現し、参加者が様々な役割を演じることで実践的なスキルを体得できる効果的な手法です。特に接客や営業、クレーム対応など、対人コミュニケーションが求められる場面での活用に適しています。

実施のポイントと効果は以下の通りです。

実施手順1.シナリオ設定
2.役割分担
3.実践
4.振り返り
主な効果対応力向上、課題発見、行動改善
活用シーン商談、クレーム対応、部下指導

研修では、参加者を顧客・社員・上司などの役割に分け、リアルな状況での対応を実践します。他の参加者が観察者となり客観的な視点からフィードバックを行うことで、自身の課題に気づくきっかけとなります。

フィードバックセッションでは、良かった点や改善点を具体的に言語化します。この過程で得られた気づきを実務での行動改善につなげることで、より効果的なスキル習得が可能になるでしょう。

ケーススタディ研修

ケーススタディは、実際の業務課題を教材として活用し、グループで解決策を検討する実践的な研修手法です。特に管理職や中堅社員の問題解決力を高める効果が期待できます。

典型的なケーススタディでは、業界特有の課題や過去の失敗事例を題材に、原因分析から具体的な対策立案までのプロセスを体験的に学びます。研修効果を高めるため、以下のポイントを押さえた設計が重要です。

  • 現場で実際に起こり得る具体的な状況設定と詳細な背景情報の提示
  • 多角的な視点での分析を促す関係者情報や制約条件の明確化
  • 解決策の実現可能性を検証するための評価基準の設定
  • PDCAサイクルを意識した実行計画の立案と進捗管理方法の検討

グループでの討議を通じて、メンバー間での知見の共有や多様な解決アプローチの発見が促進されます。加えて実務に即した意思決定プロセスを体験することで、現場での応用力も向上するでしょう。

OJT研修

OJTによる技能伝承では、体系的な指導計画と評価基準の整備が不可欠です。効果的な技能継承を実現するため、以下の3つの要素を重視した仕組み作りが重要になります。

指導計画の整備業務手順書とチェックリストに基づく具体的な学習ステップの設定
指導者の選定技能レベルと指導力、相性を考慮したペアリング
評価と支援習得度の可視化と定期的なフォローアップ面談の実施

業務手順書は、ベテラン社員の暗黙知を形式知化する重要なツールとなります。作業の要点や注意点を明確に文書化しチェックリストと組み合わせることで、着実な技能習得を促進できます。

指導者には、単なる技能の熟練度だけでなく教える力も求められます。学習者との円滑なコミュニケーションを重視した人選と、段階的な指導プロセスの設計が成功の鍵となるでしょう。

定期的な習得度評価と育成面談を通じて技能の定着状況を確認し、必要に応じて個別指導を強化することで確実な技能伝承を実現します。

社員研修を効果的に実施する選定ポイント

社員研修を効果的に実施するためには、適切な研修を選定することが重要です。研修を実施する際は、以下のようなポイントを考慮しましょう。

  • 目的と課題を明確にする
  • 受講者の経験やスキルレベルを考慮する
  • カリキュラムのカスタマイズ性を確認する
  • 研修後のフォロー体制を確認する

研修の目的を明確にし、受講者のスキルに合った内容を選定することで、実践的な学びにつなげられます。また、フォロー体制を整えることで、研修後の定着率を高めることができます。

目的と課題を明確にする

最初に研修の目的を具体的に設定すると、重点的に解決すべき課題が浮かび上がります。たとえば製品知識不足が問題なら販売力強化を優先し、離職率が高い場合は社内コミュニケーション改善に注力すべきでしょう。

研修の成果を測定するには、事前に定めた到達点や数値指標が不可欠です。社内の問題点を可視化し、成長に直結する研修を選ぶことが組織力向上につながります。

明確化された目標をもとに進めれば、最適な研修プログラムを効率良く導き出せるでしょう。

受講者の経験やスキルレベルを考慮する

研修を導入する際は、受講者の経歴や現在の業務内容を把握しておくことが大切です。

新人には基礎知識の習得が必要ですが、中堅社員には応用的なノウハウを深める研修が求められます。管理職にはリーダーシップや組織マネジメントなど、高度な知見を得られる場が適切でしょう。

こうした段階に合ったプログラムを提供することで、業務効率とモチベーションの向上が見込めます。受講者の特性を踏まえて研修を選定すれば、組織全体で実践しやすい学びの土台を築けるでしょう。 

カリキュラムのカスタマイズ性を確認する

多様な企業環境に対応するには、研修プログラムの柔軟性が不可欠といえます。自社の状況に合わせて研修内容を調整できるかどうかは、成果を左右する大きな要因です。

たとえば技術研修でも、実践演習の比率や事例の選定を変えられれば社内課題へ集中的に取り組めるはずです。講師や教材を自由に選択できる企業を選べば、現場で即戦力となる研修が実現しやすくなります。

自社のニーズに即した研修プログラムを実施できれば、学習効果が最大化されるでしょう。 

研修後のフォロー体制を確認する

 研修で得た知識やスキルを実務に定着させるには、研修後のフォローが欠かせません。実務でつまずいた際に相談できる窓口があると、新たに学んだ内容をより効果的に活かせる可能性が高まるでしょう。

フォローメールや進捗管理システムなどを活用し、学びを定期的に振り返る仕組みづくりも重要になります。これらの継続支援策があることで、研修の効果を長期的に維持できるようになるでしょう。 

まとめ

本記事では、社員研修の主な種類や形式、効果的な実施方法について解説しました。最後に、記事の内容をおさらいしておきましょう。

  • 社員研修には、階層別研修、ビジネスマナー研修、コンプライアンス研修、コミュニケーション研修、マネジメント研修など様々な種類がある。
  • 対面研修、オンライン研修、ハイブリッド型研修、グループワーク研修、ロールプレイ研修、ケーススタディ研修、OJT研修など、目的に応じた効果的な研修形式を選択することが重要。
  • 研修実施にあたっては、目的と課題の明確化、受講者のレベルに合わせた内容選定、カリキュラムのカスタマイズ、研修後のフォロー体制整備などのポイントに注意が必要。
  • 実践的な内容の取り入れ、グループワークやディスカッションの活用、定期的な振り返りと評価、eラーニングなどデジタルツールの活用により、研修の効果を高めることができる。
  • 社員の成長促進と組織の生産性向上のために、適切な研修を計画的に実施することが重要。

自社の課題や目標に合わせて最適な研修プログラムを設計し、継続的に実施・改善していくことで、人材育成と組織力強化につなげていきましょう。

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この記事を書いた人

研修メディア監修者・廣瀬哲人

当メディアの監修者:廣瀬哲人
株式会社ENロジカルの代表取締役として、企業研修・Eラーニングの開発や提供を行っています。京都大学在学中に、脳科学についての研究を行っており、現在ではAI(人工知能)技術のビジネス活用など、デジタル技術に精通した専門家として、ChatGPTなど生成AIの活用やDX人材の育成に関する企業研修・セミナー・講演講師を務めております。
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