OJT研修｜成果を高めるためのOJTリーダー研修の必要性

OJT研修とは？

OJT研修とは、On the Job Trainingの略称で、職場内で上司や先輩社員が後輩社員を指導する研修のことです。実際の業務を通じた実践的な訓練で、仕事をしながら技能や知識を習得していきます。 Off-JTに対比される概念です。

OJT研修の本質的な目的とは？

OJT研修の本質的な目的は、実際の業務経験を通じてスキルとマインドの両面の成長を促すことにあります。業務に密着した形で能力開発できる効果的な手法といえます。主体性を引き出しながら、仕事に必要な技術・知識・態度を習得することを目指します。

OJT研修でよくある課題

①指導者の指導力不足

OJTにおいて指導する立場にあっても、その教え方を具体的に学んだことはなく、自分自身がどう教えられたかを ベースに次世代に引き継いでいるやり方を踏襲しているのが現状です。

時代 （世代）の流れによって人も変わるとともに、教え方 （トレーニーの能力の引き出し方 ）も変えていかなければならないことを学ぶ必要があります。

ヒューマンアカデミーでは、OJT指導側のスキルを高めるための研修を「OJTリーダー研修」としてご提案しています。

②作業と指導の両立の難しさ

指導者は自身の業務と指導を同時に行う必要があるため、指導に集中できない場合があります。OJT研修を毎年しっかりと行っているという企業でも、実態は惰性による運用となっていたというケースも少なくありません。

③指導内容の標準化の難しさ

指導者によって指導内容にバラつきが出る場合があり、体系的なスキル習得が困難になります。「〇〇さんが指導者で良かった」という感想を抱く人がいる一方で、「OJTの担当者を変えて欲しい」という声が挙がってしまうと悩む研修担当者もいます。

これらの課題を解決するための鍵が、OJT研修を行う側のスキルアップです。

指導者の育成でOJT研修の成果を高める

OJT研修の成果を高めるためには、カリキュラムの内容はもちろんですが、本質的には「指導者の育成」が欠かせません。豊富な経験と知見、技能に加え、後輩にわかりやすく指導できる能力やコミュニケーション方法を身に付けることが重要です。

指導者研修やインストラクショナルデザインの知識を学ぶ機会を設けることが望まれます。効果的なOJTのための指導力強化が鍵となるでしょう。

ヒューマンアカデミーのOJTリーダー研修

ヒューマンアカデミーのOJTリーダー研修では、ジェネレーションギャップや価値観の違いがある場合でも、部下の能力を引き出すことのできるOJTリーダーとしての指導法やあり方を講義・ワークを通して学んでいきます。

OJTリーダー研修の目的

• 人財の育て方を学ぶ
• 若手の考え方を理解する方法を学ぶ

OJTリーダー研修に期待される効果

• 自分自身のように、結果が残せる部下が育つようになる
• 一度教えただけでも、理解し、行動できる比率が高まっていく
• 価値観の違う部下とも、考え方の共有が図れるようになる
• 短い時間や労力で、今まで以上の結果を残せるようになる

OJT研修のカリキュラム例

効果的なOJTの実施のためには、指導側・リーダーがしっかりとOJTの意義やコミュニケーションスキルを身に付ける必要があります。
ヒューマンアカデミーでは、OJT実施の指導ノウハウだけでなく、OJT担当者自身の気づきを促し、より成長させることを目的としています。

OJTリーダー基礎研修のカリキュラム例

OJTリーダー研修のカリキュラム例

OJTリーダーとして、部下・後輩のモチベーションを高めながら指導・育成する教育指導の スキルを身につけるとともに、プラスストロークによるコミュニケーションを意識し、「褒める・認める」組織風土づくりに前向きに取り組めるよう働きかけます。

このようにヒューマンアカデミーでは、現状のレベル感や目的・階層に応じて適切な企業研修をカスタマイズしてご提案いたします。

OJT研修でお困りですか？

多くの企業で行われているOJT研修ですが、その成果や指導内容のブラッシュアップまでは徹底できていないという企業も多くいらっしゃいます。ヒューマンアカデミーのOJTリーダー研修を実施することで、指導内容のブラッシュアップや、OJT研修の標準化を目指すことが可能です。

新入社員や転職社員、異動社員の早期戦力化やエンゲージメントの向上を図るためにもOJTリーダー研修は必要不可欠といえます。OJTリーダー研修について関心があれば、ぜひヒューマンアカデミーまでお問い合わせください。