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女性の管理職は敬遠されがち?女性同士のコミュニケーション成功例

女性の管理職は敬遠されがち?女性同士のコミュニケーション成功例

キャリアを積んで管理職になった女性には、気掛かりなことがあります。男性だけでなく女性からも、女性の上司が敬遠されがちなことです。男性の場合は「女性の下はで働きたくない」といった時代遅れのプライドが邪魔するのかもしれませんが、同性からも敬遠されるのはなぜなのでしょうか?

「女性の方が働きやすい」…わずか7.5%

ある新聞社が女性を対象に行った調査では、同性である女性よりも、男性との方が働きやすいと答えた女性が40.6%にも上り、女性の方が働きやすいと答えた女性はわずか7.5%しかいませんでした。
新聞などの身の上相談の欄でも、「同じ女性なのに、上司が悩みを真剣に聞いてくれない」「包容力に欠けている」「感情の起伏が激しい」など、女性上司への不満をよく目にします。女性上司に不満を持つ女性が多いことがうかがえます。

「味方のはずなのに」 女性上司からのマタハラ22%

意外に多い同性からのバッシング、それはなぜでしょうか? 「女性の悩みを真剣に聞いてくれない」という声の一例として、「マタニティハラスメント(マタハラ)があります。マタハラ問題に取り組んでいる「マタハラNet」の調査では、マタハラの加害者は男性上司が53%あったほか、女性上司(22%)や女性の同僚(18%)など、同性から被害を受けることも多いというデータがあります。女性上司への不満には「味方のはずなのに、裏切られた」という思いがあるようです。

「女性上司の露出の多い服装や濃い化粧が気になる」

同性ならではの女性上司への不満はまだあります。服装が派手すぎる、化粧が濃い、といった注意をするのも女性上司が多いようです。もっとも、服装や化粧については、女性上司の露出が多い服装や濃い化粧が気になる、という女性が40%もいるというデータがあるので、「おあいこ」と言えるかもしれませんが。
しかし、女性同士ならではのぶつかり合いが、職場の雰囲気を壊してしまっては大変です。それを防ぐため、ためしてみたいのが潜り込みコミュニケーション戦術です。

「今日のお化粧は」「分かる、分かる」 相手の懐へ

同じ女性でも好みや関心事はさまざまです。仕事優先の人もいれば、家庭との両立を重視する人もいます。そんな中で相手に合わせられる話題を見つけ、懐に飛び込んでいったのです。「目元がくっきり。どこの化粧品を使っているの?」など、化粧への感想を話し掛け、さりげなく「昨日の薄めのお化粧の方が私は好きだけど」といった感じです。愚痴っぽい人には「分かる、分かる」などと共感しながら、自分の考えもさらっと潜り込ませてみました。共通の話題があれば会話は弾みます。職場内の雰囲気が少しずつ良くなっていったということです。



女性同士でいがみ合っていたのでは何も生まれません。「女性活躍推進法」がスタートするいま、今後ますます女性の活躍の場が広がっていきます。その意味でも互いにコミュニケーションの輪を広げていくことは大切です。女性同士は、部下と2人きりで食事に行ったり、男性上司のようにセクハラの疑いをかけられる心配もありません。同性ならではの強みを生かすのがポイントになります。



[写真著作者:Kevin’s© photonote]
[参考記事:女性と働く…意思疎通に壁 男女差踏まえ対話を ]

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